海外で急に現金が不足して困った経験を持つ人は、意外と多いはずです。なぜなら、クレジットカードが使えると思っていた場所で手持ちのクレジットカードが使えないと宣言されてしまい、現金支払いを強いられることが珍しく無いからです。では、海外でクレジットカード現金化する方法は、日本国内と同様に複数あるのでしょうか。

助さん
助さん
ご隠居、先日オーストラリアまで旅行に行かせてもらいましたが、最後の2日間は金欠で困ってしまいました。海外で現金が不足した時には、クレジットカード現金化を行う方法があるのでしょうか?
助さんは、海外ならばクレジットカードが中心だからという理由でJCBカードを持参したのではないかな?日本人あるあるにハマったようじゃのう。
黄門様
黄門様
助さん
助さん
なぜJCBカードを持っていたと分かったのですか?
日本国内でのDinersClub普及率が低いように、海外ではJCBブランドの普及率が低いことが理由じゃよ。海外旅行時にはVISAとMasterCardブランドのクレジットカードを両方持って行くことが常識であって、実際にどちらかの国際決済ブランドが通信エラーで一時的に使えないことは珍しく無い。
黄門様
黄門様
助さん
助さん
では、海外で現金不足に陥った時には、クレジットカード現金化業者を使った現金調達は出来るのでしょうか?
その辺りは格さんが詳しいから、助さんに分かるように解説してあげなさい。
黄門様
黄門様
畏まりました、ご隠居。

目次

クレジットカード現金化を海外で行いたくなる事情

クレジットカード現金化を海外で行いたくなることは、日本国内と同じ感覚で海外旅行をしてしまうことが原因です。海外旅行経験者であっても、行き先やハワイやグアムばかりだと使用可能なクレジットカードの種類に違いが出にくいからこそ、油断してしまうわけです。

助さんがクレジットカードに対して思い描いているイメージは、海外では多額の現金を持ち歩くと強盗リスクが高まるということで間違いありませんか?
助さん
助さん
はい、日本国内から海外へ持ち出し可能な現金が20万円までであって、それ以上は事前に届け出しておかないと外為法に引っかかるという話を旅行会社から受けていました。
確かに海外のクレジットカード利用率は日本国内とは比較にならないほど高いですが、あくまでも現金に対する信用度が低いという点を把握しておかなければなりません。キャッシュレス化が進んでいる海外であっても、半分はクレジットカードではなくデビットカード決済だと知っていますか?
助さん
助さん
え?クレジットカードしかないと思っていました。

海外旅行中に現金が不足した時にクレジットカード現金化したくなる

海外に無申請で持ち出し可能な現金が20万円以下となっているため、海外旅行中の買い物は大半がクレジットカードで行われることになります。特に注意しなければならないことは、海外での医療費は極めて高額となる点です。クレジットカードの利用可能額がまだ十分にあるからという理由で、先に現金を使ってしまうと旅の後半で現金不足に陥るわけです。

助さん
助さん
確かに旅の後半で手持ちの現金が枯渇して、ホテル内で過ごすしかなくなった苦い思い出があります。手持ちのクレジットカードを使える場所が意外と少なかったことに驚きでした。
助さんが失敗したのは、現地で普及率が高い国際決済ブランドのクレジットカードを持参しなかったことにありますね。日本国内で銀聯カードを使える場所がすぐに思い浮かばないように、海外ではJCBブランドを使える場所が国により少ないからです。
助さん
助さん
そういうことですか、何とか海外でもクレジットカード現金化サービスを利用できればと思っていましたが、前に使った所は折り返し電話がかかってきませんでした。

割高な為替レートと高金利なキャッシングを行いたくない

クレジットカードにはショッピング機能だけでなく、別途審査が必要となるもののキャッシング機能を付けることが出来ます。キャッシング機能は、クレジットカードの中に海外でのキャッシングサービス利用可能なマークが記載されていることが多いです。

・VISAブランドならば「VISA」または「PLUS」マークのある海外ATMにてキャッシング利用可能
・MasterCardブランドならば「MasterCard」または「cirrus」マークのある海外ATMにてキャッシング利用可能

上記のように街中に設置されているATM端末を利用して、海外であってもキャッシング枠を使った借入ならば手持ちのクレジットカードと利用可能なマークの組み合わせさえ知っていれば安心です。

しかし、海外でキャッシングを行う場合には、現地通貨で借入が出来るというメリットはあるものの基軸通貨と呼ばれる世界5大通貨以外の借入はリスクが高く、実際に利用しようと考える人はさほど多くありません。なぜなら、日本国内で発行されたクレジットカードのキャッシング枠に設定された金利は利息制限法で定められた上限額ギリギリという状態が多く、返済時までに日割りで利息が発生するからです。さらに、帰国後即座に返済可能な随時返済しやすいクレジットカード以外は、次回自動引落日まで利息が発生し続けるだけでなく、為替リスクにより極めて高額な返済が求められる可能性があります。このため、緊急時以外ではなるべく海外でクレジットカードのキャッシングをしたくないと考える人が多いわけです。

海外旅行先で予想外に現金が必要になって困った

海外旅行先で予想外に現金が必要になることは、クレジットカード決済をスマートに行えないからという理由が目立ちます。特に日本人が海外で戸惑ってしまうことは、クレジットカード裏面に記載されたサインと同じものを求められても、売上票に記載したサインとは異なると言われてしまいやすいからです。何度記載しても筆跡が同じとなるようサインの練習を幼少期から行うことが海外では当たり前ですが、日本人ではクレジットカードの使い方やサインの練習に関する教育は行われていません。毎回クレジットカード決済時にサインで怪訝な表情を向けられると、つい現金払いをその都度行いたくなってしまうことは日本人ならではと考えられます。海外のATM事情に詳しくないと、思わぬ所で予想外に現金を使わなければならない事態に発展しかねません。

海外旅行中に日本人がクレジットカード現金化をしたい時はどうすれば良いのか

海外旅行中に日本人がクレジットカード現金化をしたい場合には、事前に日本国内で行っているクレジットカード現金化業者の利用方法と異なる点があると知っておかなければなりません。具体的には、受け取り先銀行口座が海外でも利用できるかという点の確認や、クレジットカード現金化業者との取引方法について齟齬が発生しないように気をつけなければならないわけです。

助さん
助さん
海外旅行中にクレジットカード現金化を行おうとして以前使っていた現金化業者に断られたのはなぜでしょうか?
国際電話料金を嫌ったか取引方法が許容範囲外だった可能性が高いです。
助さん
助さん
国際電話料金?経費が余計に掛かるから商売にならないってことですかね。
リスク回避の方向で考えた時に、余程の顧客か理解がある利用者でなければクレジットカード現金化業者は関わりたくないはずです。電話連絡を利用者側から国際電話料金を支払って行い、予めクレジットカード現金化業者が質問したい内容を先に答えてしまえば許可してもらいやすいです。

手持ちの銀行口座が海外でも引き出せるか確認しよう

クレジットカード現金化業者にとって、振込先銀行口座は日本国内の銀行口座に限定していて、海外から銀行口座の預金を引き出せるかどうかの質問は受けられません。基本的に銀行口座に関する情報は利用者本人が銀行へ確認する内容であって、現金化業者の対応範囲外だからです。このため、手持ちの銀行口座が海外でいくらまで引き出せるのか、引き出し可能なATMの場所や手数料について利用者本人が既に銀行へ確認済みだと最初にクレジットカード現金化業者へ宣言してしまえば断られにくくなります。あくまでも日本国内でクレジットカード現金化した時と振込先は同じと確定させてしまうことが重要です。

商品受け取り時期の調整をクレジットカード現金化業者と交渉しなければならない

原則として海外旅行中にクレジットカード現金化業者を利用できるのは、キャッシュバック方式またはデジタルギフト券買取方式に限定されます。一般的な商品買取方式は、利用者本人が海外にいるためにすぐに現金化を行うことは出来ず、商品を一旦受け取ってから返送して現金化業者の手元に届いた段階になるまで現金化は出来ないことになるわけです。そもそも海外発送に対応していないクレジットカード現金化業者が多く、売買したにも関わらず商品を送らないことは詐欺罪に該当することから、正規の優良現金化業者は商品買取方式での現金化を海外旅行中の利用者へ行いません。このため、キャッシュバック方式が最も有効なクレジットカード現金化方法となりますが、後日商品受け取りが必要となるからこそ、帰国日が少なくとも1カ月以内でなければ受け付けてもらえないはずです。なぜなら、キャッシュバック方式では必ず商品受け取りが行われることが前提であって、帰国が数週間以上先という状態では海外在住者と大差なくなってしまうからです。クレジットカード現金化業者は、取引の完結までの時間を少なくとも2週間以内としたい事情から、長期間に渡り取引が完結しない契約は断る傾向にあります。また、デジタルギフト券買取方式ならば一部のクレジットカード現金化業者が海外旅行中であっても対応してくれますが、日本国内での買取とは異なりデジタルギフト券の確認に通常よりも1日余計にかかると考えなければなりません。例えば、amazonギフト券を購入しようとして日本のamazonではなく、海外のamazonから現地通貨でamazonギフト券を購入されても、買取対象外となるわけです。国によっては日本のamazonへのインターネット接続を遮断している所もあるので、デジタルギフト券買取は意外とハードルが高い傾向にあります。

海外送金に対応しているクレジットカード現金化業者は少ない

海外旅行中にクレジットカード現金化を失敗しやすい状況は、海外のATMで現地通貨引き出しが出来ないキャッシュカードを持参してしまった場合です。海外で引き出し可能な銀行口座のキャッシュカードを持っていなければ、残念ながら海外送金に頼るしかありません。実際に日本人がこのパターンに陥りやすいことは、キャッシュカードがデビットカード決済一体型では無い場合、ICカードではなく磁気ストライプカードのみの旧型キャッシュカードを持っている可能性が高いからです。一部のカード決済が主流となる国々では、磁気ストライプのみのキャッシュカードは使用禁止となっており、ICカードまたは生体認証システム導入済みのキャッシュカード以外では現金引き出しが出来なくなっています。国際送金手数料を支払って海外送金に対応しているクレジットカード現金化業者がほとんど無いことは、1回の取引が100万円単位でも無い限りは割に合わないからです。

単身赴任中や海外在住者はなぜクレジットカード現金化しづらいのか

海外にいながらにしてクレジットカード現金化を行うことは、日本国内にいるよりも難しいです。中でも海外への単身赴任中や海外在住者といった人達は、特にクレジットカード現金化へのハードルが高くなります。

助さん
助さん
海外旅行中でもクレジットカード現金化しづらいならば、海外出張や転勤により海外に在住していたら更に現金化は困難になるのではないですか?
ポイントとなるのは、保有しているクレジットカードの発行場所と銀行口座次第ですね。

日本国内に在住していないとキャッシュバック方式による現金化が困難

海外でクレジットカード現金化を行う際には、海外出張時ほどクレジットカード現金化を行う際に必要なキャッシュバック方式を使った時の荷物の受け取りが困難になりやすいです。日本国内にある実家に住所を移動した上で、荷物の受け取りを実家の家族に依頼出来ればクレジットカード現金化出来る可能性があります。また、デジタルギフト券買取方式ならば、オンライン上での取引となるために手間と振込までの時間さえ気にしなければ現金化サービスを受けられる可能性があります。しかし、少なくとも日本国内の銀行に対してしかクレジットカード現金化業者は現金振込をしない点に注意しなければなりません。海外出張が長く日本の銀行に振り込まれた給与を海外にて現地通貨で引き出して使っているという場合以外は、クレジットカード現金化が難しくなります。

送金手数料の高さから換金率が下がりやすい

国際送金が必要な海外の銀行口座への現金振込を希望すると、クレジットカード現金化業者の大半が取引を断ってしまいます。送金にかかる手間が多いだけでなく、国際送金手数料にかかる費用が割高となるために換金率が下がることは避けられません。利用希望者からの換金率が低過ぎるという苦情を受けてまで海外でクレジットカード現金化を行うリスクを多くのクレジットカード現金化業者は行いません。

海外で発行されたクレジットカード現金化に未対応

クレジットカード現金化業者の公式サイトを比較すると分かるように、よくある質問のコーナーにて日本国内で発行されたクレジットカードのみを取り扱いしているという文言を見かけることが多いです。なぜなら、クレジットカードは本来なら世界中どこで発行されたものであっても、国際決済ブランドが対応していれば利用できるはずだからです。しかし、日本のクレジットカード業界は発展の過程が海外とは異なり特種だったため、クレジットカード現金化業者が使用している決済代行業者としてもリスクを避けるために海外発行のクレジットカード使用を認めていません。このため、海外在住者であっても日本国内のクレジットカード現金化業者を利用する限りにおいては、海外発行のクレジットカードでは現金化サービスを利用出来ないわけです。

そもそも海外ではクレジットカード現金化が一般的なサービスに組み込まれている地域が多い

クレジットカード現金化を海外で行う際には一定のハードルがあると考えがちですが、視点を世界に向けてみると事情が全く異なることに気が付きます。なぜなら、海外ではクレジットカード現金化自体がクレジットカード会社の利用規約に抵触しておらず、クレジットカード自体に現金化サービスが組み込まれている国があるからです。

助さん
助さん
海外ではクレジットカード現金化業者がいないという話を聞いたのですが本当でしょうか?
確かに海外ではクレジットカード現金化そのものが利用規約で禁止されていないので、日本国内と同じ内容のクレジットカード現金化を行っているのは隣国くらいしかありません。
助さん
助さん
では、海外で発行されたクレジットカードでは、どのような現金化サービスが行われているのでしょうか?

キャッシュアウトが実質的なクレジットカード現金化の役割を果たす

クレジットカード現金化業者が日本国内に存在することは、クレジットカードのショッピングとキャッシングで金利差があまりにも大きいことが背景にあります。海外のクレジットカードは、リボ払い手数料が主な収入源となっているので、ショッピング利用とキャッシング利用のどちらであっても同じという考え方が一般的です。金利設定はあくまでもリボ払い手数料設定となり一律だからこそ、レジ金を使ったキャッシュアウトと呼ばれるサービスが提供されています。大手スーパーやモール店では、現金決済により支払われた現金を定期的に回収する警備費用を削減する方法として一定額に限りレジ金を使ってクレジットカードの利用可能額を現金化する方法が採用されているわけです。各事業者により異なるものの、指定の現金種別についてキャッシュアウトサービスを使用することにより、スーパーでの買い物時に即座に現金調達が出来てその中で買い物まで同時に行えるメリットがあります。海外ではキャッシュアウトサービスの普及が進んでいることから、クレジットカード現金化の1つとしてクレジットカード会社が提携事業者と組んで現金化をサービスとしてい行っているために専門の現金化業者がいません。

クレジットカード現金化を禁止する利用規約が海外には無い

クレジットカード現金化は、採用している現金化方法を慎重に選ぶことで合法的に行うことが出来ます。海外でクレジットカード現金化を行う場合には、発行元のクレジットカード会社が日本国内となっている場合のみ慎重に対応している現金化業者を探さなければなりません。なぜなら、クレジットカードの利用規約に明確な規定として換金目的でのクレジットカード使用が禁止されているからです。しかし、海外で発行されたクレジットカードの利用規約にはそもそもキャッシュアウトサービスが提供されているように、現金化を妨げる規定が存在しません。このため、クレジットカード現金化業者を使って現金調達をしなければならないのは、日本と同じクレジットカード利用規約を定めている国のみとなるわけです。

リボ払いが主流の海外ではクレジットカード現金化が当たり前に行われている

リボ払い手数料が主な収入源となっている海外のクレジットカード会社は、クレジットカード現金化を行ったとしてもリボ払い手数料がしっかり入ってくれば商品売買と大差ないものとして扱われています。なぜなら、使用したリボ払い残高に応じて手数料収入が入り、利用限度額は個人の収入に見合った形で適切に設定されているからです。返済能力を超えた利用限度額設定を行わない法規制が行われているからこそ、クレジットカードを利用しすぎて破産するといった状況には陥りにくくなります。海外旅行時にクレジットカード現金化出来ないかと悩んでいる人は珍しく、日本型のクレジットカードを発行している国の人に限定されてしまうわけです。このため、クレジットカード現金化を海外で行おうと考えた際には、どの国の人がどこで発行されたクレジットカードを使って現金化しようとしているのかという条件次第で適切な方法が変わります。海外で発行されたクレジットカード現金化が最も簡単であって、利用規約で禁止されていないからこそ購入した商品の転売すら自由です。

助さん
助さん
誰がどのクレジットカードを使って現金化したいのかという状況次第で海外では取り扱いが変わると分かりました。格さんならどのように分類していますか?
①日本人が日本国内で発行されたクレジットカード現金化をするなら、海外で現地通貨を引き出せる銀行口座を用意した上で電話連絡によりキャッシュバック方式またはデジタル商品券買取方式で取引すれば良い。
②海外在住者がクレジットカード現金化するなら、国際送金に対応出来るクレジットカード現金化業者を探すか、海外発行のクレジットカードでキャッシュアウトする。
③海外の人は現地で発行されたクレジットカードによりキャッシュアウトによる現金化が出来るから専門業者を必要としない。
助さん
助さん
つまり、海外でクレジットカード現金化する可能性があるなら、出発前に対応可能なクレジットカード現金化業者を見つけておく必要があるわけですね。

クレジットカード現金化業者は海外からの問い合わせに対してリスク回避を行う判断をする

クレジットカード現金化業者を利用するのは、海外からの問い合わせであっても利用規約で換金目的でのクレジットカード使用が禁止されている国の人に限定されます。そこで、日本国内での取引とは異なり商品買取方式での現金化を行う業者は海外からの申し込みは商品の送付が困難なために断っている状況です。海外でクレジットカード現金化を行う可能性があるならば、出発前に海外ATMでも現地通貨で現金引き出し可能なキャッシュカードを確保した上で、事前にクレジットカード現金化業者へ問い合わせて取引可能だと確認しておくことが望ましいです。