上には上がいる。だましているつもりがだまされていた!クレジットカード現金化に関して似たような事情があるようです。

もちろんクレジット現金化、それ自体は法律に触れる行為ではありません。しかし業者の側としても訴えることが難しいケースは少なくないようです。

素人ではわかりにくい業界内の裏事情、その手口の実態に迫ってみましょう。

■仕組みは単純だから誰でも利用できる
クレジットカード現金化の仕組みは極めて単純です。ショッピング枠を使って買い物をし、その商品を転売して換金する方法です。それをより専門的かつ効率的にやっているのが関連する業者たちです。もちろん儲けのためですが、利用者にとってもありがたい存在です。

言い換えるなら、ちょっと考えれば様々な方法が思いつきます。そのためバリエーションも増えています。つまり決済代行会社とタッグを組む、自身のネット通販会社を設立するなどです。

一部には悪徳な業者がいるのも否定できません。グレーゾーンの話なので、うしろめたさから利用者も訴えることができない。そもそも業者がいなくなっている。反対に脅されて大金を請求されている。悪化する事態もあります。

とはいえ逆もあります。すなわち業者を巧みに利用する人たち、一部は組織化しているケースもあるようです。だましているつもりがだまされている。業者としても訴えるに訴えられない。泣き寝入りせざるを得ないパターンも少なくないようです。

■家族のカードを使う人がいる
クレジット現金化の手段を選ぶ人は、切羽詰まった人です。もしかしたら自分のキャッシングやショッピング枠に余裕がないかもしれません。消費者金融なども限界に達していそうです。すると人間は賢くなります。なんとか方法はないか、考えるようです。

手っ取り早いのは、家族のカードを使うことです。そもそも家族名義のものは使用できない決まりになっていますが、ネット経由の取引であれば相手はわかりません。配偶者の写真や免許証は、その気になればコピーは簡単です。

本人の知らないところでショッピング枠を利用し、明細が来た時にばれる。そもそも明細を気にしていない相手であれば、ばれることもないでしょう。ただしばれた時はトラブルになりますね。もちろん本人は、トラブル覚悟の行為です。後がありませんから開き直ります。

■盗んだカードを使う人がいる
人間は便利さに負けてしまいます。暗証番号などをネットに登録している人はいませんか。しているなら、今すぐに削除しましょう。それを地道に拾い集めている誰かがいます。

ネットの世界は、すべてが筒抜けです。素人が知らないだけであり、ちょっとした知識があれば、他人のパソコンへ侵入することは簡単です。特にスマホは、オープンカフェと同じです。誰でもウェルカムな状態です。

そうして他人の個人情報を盗み、クレジットカード現金化に利用しているケースが少なくないようです。もちろん一部は故意に犯罪として行っています。中には切羽詰まった人もいますが、結果としては同じことです。

ネット通販を含めてカード払いを頻繁に活用する人は、毎月の明細を確認しましょう。最近は紙の明細を発行しない会社も増えていますが、それこそ悪意を持った人達の思うつぼです。

■偽造カードを使う人がいる
こちらは組織的な犯罪ですが、偽造カードを使用したクレジット枠の現金化手法もあります。もちろん自作自演もあります。サイトを自ら開設し、ばれるまで使い続けます。そして見つかった時点でサイトを畳んでしまいます。元々が偽名なので、捕まることはありません。

暴力団などの反社会的組織が絡んでいるパターンもあります。クレジットカードの現金化業者としても、うかつに手を出せません。警察に訴えても、トカゲの尻尾切りにすぎないので意味はありません。逆に自分たちが疑われてしまう可能性もあり、結果的に泣き寝入りです。

一度狙われると、専門の業者といえども逃げられません。最終的には廃業してしまうケースもあります。優良店と呼ばれる会社ほど利用されてしまうようです。世の中賢い者が勝ちます。現実はまさしく弱肉強食です。

■生活保護を使うパターンも増えています
生活保護受給者たちを巻き込むクレジット現金化もあります。本来はカードなど作れない人達のはずですが、保証人を装うことで巧みに操作する事例があります。もちろん中には病気や家族の介護などを理由に仕事を辞めた人もいるでしょう。そうしたケースでは、クレジットカードを持っていますね。

では支払いはどうなるのでしょうか。もちろん生活保護です。受給者自身はピンハネされています。とはいえ、おかげで受給できていると考えれば、多少割り引かれても文句はありません。そもそも生活保護を受けることは、意外に難しいです。それを斡旋する業者として紹介されるパターンもあります。

似たような問題として、多重債務者を救済する名目で顧客を探すことも稀ではありません。ショッピング枠の利用自体は間違ったことではないからです。他人名義でクレジットカードを申し込ませ、多額の手数料を徴収して定期的に使用させる仕組みも実践されています。

■悪用は止めましょう
ここで示したことは、ほんの一例です。伝えられないことは他にも多々あります。とはいえわかっているでしょうが、実際にやってはいけません。自暴自棄になったとしても、悪用は絶対に止めましょう。

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