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クレジットカードを保有している人にとって、いつも使えているから住所変更してないとしても大したこと無いと考えがちです。特に実家に住所がある場合なら一見すると問題ないと思われがちですが、少なくともカード会社に対しては現在の住民票が置いてある場所へ住所変更が利用規約により義務付けられています。では、住所変更の重要性はなぜ会員本人とカード会社の間で大きくズレてしまうのでしょうか。

クレジットカードの住所変更はどのようにすれば良いのか

クレジットカードの住所変更は、そもそも手続きが面倒だからという理由で後回しにする人がいますが、場合により全てのクレジットカードを失う原因となるために必ず行う必要があります。クレジットカードの住所変更は、実は役所の手続きとは異なり、極めて簡便に出来ていることを実際に行うと実感出来るはずです。中には10分も掛からずに住所変更が完了してしまうので、転居時には増えすぎたクレジットカードを整理することも1つの方法と考えられます。実際の住所変更手続きは、以下の4種類の方法からカード会社指定の手段にて行えば問題ありません。

インターネット上の会員ページからクレジットカードの住所変更

各カード会社は、住所変更を確実に行ってもらうために会員サイト内から簡単に手続き出来るようにしてあります。住所変更を行う最も重要な意味は、電話連絡がつかない時に確実に書面が届くことであって、必ずしも証明書が必要となるわけでは無いという点です。何よりも優先することは、正確な住所情報を常にカード会社が把握しておくことであって、新住所に関する証明書類が無くても住所変更は受け付けてもらえます。カード会社にとって、複数の連絡手段を設けておくことは極めて重要ですが、特に本人確認を行う必要がある住所変更は会員サイト内からならば履歴が残りつつIDとパスワードを使ったことで本人確認済みとして手続きを行うわけです。

インターネット上で行う住所変更はアクセス環境に注意しよう

カード会社の会員サイトへアクセスして、指定の項目へ住所変更登録するだけで手続きが完了することは、忙しい社会人にとって利便性が高い方法です。しかし、アクセス環境を確認せずに行うことは、残念ながらIDとパスワードの漏洩をしてしまうリスクがあります。なぜなら、引っ越し直後にインターネット回線が開通していないからといって、フリーのWi-Fiスポットを利用することは通信内容を傍受される危険があるからです。住所変更していないと発生する問題は、引っ越しから数日以内にしていないとペナルティーがあるわけではなく、あくまでも長期間手続きをしないと起こり得るリスクとなります。このため、インターネットが開通するまでの数週間程度の範囲内ならば、年会費の未払いや滞納が無い限り慌てることはありません。住所変更だけでなく会員サイトへのアクセスは、SSL通信であってもアクセス回線そのものが筒抜けであれば何ら意味が無いわけです。重要な手続きを行う前には、安全なインターネット回線確保も行わなければなりません。

クレジットカードのコールセンターへ電話連絡して住所変更

インターネット経由での手続きと比較するとやや面倒に思えてしまうカード会社のコールセンターへの電話連絡は、住所変更を行う方法として全ての世代に適した方法です。カード会社へ登録済みの電話番号から連絡を行い、所定の本人確認手続きが完了すれば、住所変更手続きが可能です。カード会社が確認する内容は、主に次の3点となります。
①本人が登録済み電話番号から連絡していて所定の本人確認に必要な生年月日を回答出来ること
②旧住所及び新住所を正確に答えられること
③連絡先固定電話の変更有無
住所変更を行ったことを証明する書類送付有無は、カード会社により運用が異なるので、事前によくある質問で調べておくと良いです。特に実家に住所を残したまま長期出張と転勤との違いが曖昧となる1年程度の人事異動があった場合は、事前にコールセンターへ相談しておくことで各カード会社ごとの取り扱いが変わります。緊急連絡時に必要な書面が届かないことが特に問題となるので、少なくとも電話連絡が可能ならば大した問題にはなりません。

クレジットカード会社の窓口へ出向いてその場で住所変更

加入しているクレジットカードにより、店舗数は少ないものの全国主要都市または政令指定都市に窓口を置いている場合があります。カード会社の窓口で住所変更手続きが出来ることも多いですが、店頭窓口での手続きには住所変更を行うために住民票や住所変更済み運転免許証が必要になることが多いです。電話窓口では口頭のみで住所変更が出来ても、窓口ではより厳格な手続きを行うカード会社があるので、手間を掛けたくない場合にはコールセンターへの電話連絡が望ましいです。

クレジットカード会社へ郵送手続きにより住所変更

住所変更してないとカード会社から言われないようにするため、住所変更を行った証拠を残しておきたいなら、郵送手続きによる住所変更を行うと良いです。カード会社の公式WEBサイトまたはコールセンター経由で「登録情報変更届」を取り寄せて、住所変更済みの本人確認書類を添付して郵送します。郵送前に登録情報変更届自体をコピーして証拠を残しておくことにより、後からカード会社に住所変更してないと言われないようにするわけです。

クレジットカードの住所変更してないとなぜ大問題となるのか

クレジットカードの住所変更がいかに重要なことか、理解していないまま放置すると取り返しがつかない事態になることがあります。では、住所変更してないことはなぜそこまで大問題に発展してしまうのでしょうか。ポイントとなるのは、強制解約に至ることがあるという点です。

更新されたクレジットカードが住所変更してないと届かない

クレジットカードは、硬質プラスチックで出来ているタイプが大半を占めていて、ICチップと磁気テープという2つの方式でカード情報が記録されています。有効期限が1年~5年という範囲内で決められていることは、カードそのものが劣化するという点が主な原因ですが、更新月の1ヶ月前迄には更新されたクレジットカードが更新審査の上で届けられます。クレジットカードは「転送不要」という指定付きで書留郵便により発送されるので、住所変更してないと新しいクレジットカードを受け取れません。引っ越しに伴い転居届を出していても、転送不要の指定が付いた郵便物はカード会社に戻り一定期間経過後に廃棄されてしまいます。カード会社から登録情報に関する電話連絡が入るので、すぐに折り返し連絡していれば住所変更手続きを行えますが、カード会社から見た印象は悪くなります。クレジットカードは、カード会社との信頼関係により立て替え払いを行うサービスですから、住所変更だけでなく連絡先電話番号や勤務先など複数項目について未届けが発覚すると、利用限度額の減額処分となっても文句を言えません。信頼回復には数年の取引が必要になることは確かです。

大切なお知らせが届かずクレジットカードの住所変更してないことが発覚する

クレジットカードが更新時期を迎えていなくても、大切なお知らせとして緊急連絡時には書面送付が届け出住所地へ送られます。最も頻繁に発送している大切なお知らせは、残高不足による督促状の発送ですが、他にも個人情報保護法に基づく緊急の周知連絡が届くことがあります。消費者金融とは異なりWEB経由で利用明細票を受け取る手続きを取っていても、重要な連絡については届け出住所地へ郵送されることが珍しくありません。重要度が高い連絡ほど転送不要設定による発送となるので、カード会社へ郵便物が戻ってきたことを確認した時点で住所変更してないことが発覚するわけです。

知らない電話番号からの着信は住所変更してないことが原因で増える

住所変更してないとカード会社から発送した郵便物がカード会社へ戻ってきたことにより、登録情報変更有無の確認が入ります。知らない電話番号からの着信が増えて住所変更してないことの確認だけでなく、同時に勤務先や他の連絡先にも変更が無いか確認が行われます。知らない電話番号からの着信が増えた時に、セキュリティ面を考慮して電話に出ないという人が少なくありません。しかし、カード会社からの電話に出ないことは、行方不明者としてクレジットカード不正利用防止という観点からクレジットカードが利用停止処分を受けることになります。

クレジットカードの住所変更してないとクレジットカードを全て失う可能性がある

クレジットカードの住所変更してないと、一体どのようなことが起こるのでしょうか。うっかり忘れていたとしても、カード会社の利用規約に反した行為をすると強制解約となり、全てのカード会社に強制解約をされた事実が知れ渡ってしまいます。

年会費初年度無料のクレジットカードは住所変更してないと忘れがち

クレジットカードの住所変更してない状況に陥りやすいのは、存在を忘れてしまったクレジットカードが原因という場合が少なくありません。特に注意しなければならないのは、年会費永年無料と年会費初年度無料の区別が付いていない人です。年会費永年無料のクレジットカードは、1年間全く使っていなくても翌年度に年会費の支払いが無いためについ存在そのものを忘れがちになります。一方、年会費初年度無料というクレジットカードは、翌年以降は毎年年会費が掛かります。年会費の支払い忘れだけであっても、未入金という扱いになり滞納から延滞へと金融事故ステータスが上がってしまうわけです。普段から使っているクレジットカードのみ住所変更を行い、存在自体を忘れてしまっているクレジットカードについては、そもそも住所変更してないことが当たり前となってしまいます。連絡先電話番号へ連絡しても対応しなければ、クレジットカード自体が強制解約という処分となりかねません。

個人信用情報機関へ金融事故情報が登録されてしまうリスク

年会費初年度無料のクレジットカードは、翌年以降は年会費が発生するものの存在を忘れてしまいがちです。年会費を支払う預金口座が残高不足を起こすと、未払い状態となって61日以上滞納が続くと延滞扱いとなり、金融事故として延滞を行った事実が個人信用情報機関の異動情報欄へ掲載されます。クレジットカード自体も強制解約となり、契約状況の部分に未払いによる強制解約の事実が掲載され、最大5年間は掲載され続けてしまうわけです。金融事故を起こした人に対しては、クレジットカードの途上与信時に引っ掛かります。更新審査時に金融事故情報を異動情報欄から確認すると、クレジットカードの更新審査落ちとなりカードそのものが発行されません。順次更新時期を迎えたクレジットカードから順にクレジットカードが利用停止となるわけです。

一度金融事故を起こしたレッテルが貼られると金融取引に支障が出る

個人信用情報機関は、貸金業法と割賦販売法により営業しているカード会社が常に参照しているので、1度金融事故を起こした履歴が登録されるとクレジットカードの更新にも支障が出ます。クレジットカードの住所変更してないといった些細に思える事態であっても、カード会社から見れば連絡がつかずに年会費を未払いした強制解約処分となる会員という扱いです。他社へ周知しなくても個人信用情報機関へ登録している取引状況と異動情報欄により、クレジットカードだけでなくカードローン審査にも影響が出てしまいます。住所変更を行わないだけで様々な影響が出てしまうことからも、引っ越しのタイミングでクレジットカードの見直しを行うことが望ましいです。

クレジットカードの住所変更してない状況は早期改善が必要

クレジットカードの住所変更してない状況は、年会費無料のクレジットカードの中で普段使いとしていないほど発生しやすいです。引っ越し時には様々な住所変更を行わなければならないので、改めてクレジットカードの見直しを行って少なくとも住所変更してないことが原因で金融事故を引き起こさないことが求められます。